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冬の車中泊は「寒さ対策」次第で快適度が段違い。手軽にできるオススメの車中泊用防寒対策・グッズをご紹介します

第2回の記事でご紹介した通り、これまで少し変わった車を乗り継いできました。車中泊を始めたのは、2代目のトヨタのデリボーイからで、今の78プラドでの車中泊歴は気づけば約7年になっていました。

1年を通して夫婦と愛犬で車中泊旅を楽しんでいる私たちですが、冬の時期は何よりも「寒さ対策」次第で車中泊の快適度が段違いになります。私たちが愛犬と行く冬時期の車中泊旅で行っている寒さ対策は基本的に下記の3点です。

  • 車内の温度を下げないこと
  • 体温を下げないこと
  • 車中泊する場所を選ぶこと

今回は、車内と体温を下げないために冬時期の車中泊旅で私たちが具体的に行っている工夫について、お話ししていきたいと思います。

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冬時期の車中泊で気をつけてほしいこと

冬の車中泊では何といっても寒さ対策が必要です。寒さで、ついつい外に出てトイレに行くことも、歯を磨くことも着替えることも億劫になります。何よりぐっすりと寝ることもできません。しかし、工夫次第でうんと快適に車中泊をすることができます。この工夫、実は私にとって車中泊の楽しみの一つだったりもします。

ただし、いくら寒いからと言っても、アイドリングをしながら暖房をつけることはしないでくださいね。その理由は2つあります。

一酸化炭素中毒になる危険性

アイドリングをしながら寝ると知らぬ間に排気ガスが車内に入ってくることがあります。その排気ガスには一酸化炭素が含まれており、一酸化炭素中毒になる危険性が高まります。

特に雪が積もると積雪がマフラーを塞ぎ、車内へ排気ガスが流れ込む可能性が高くなるので注意が必要です。安全に車中泊を楽しむためにもアイドリングしながら暖房をつけることは避けたいですね。

そして環境への配慮も

2つ目の理由は環境への配慮です。アイドリングを続けることで排気ガスが放出され続けます。きれいな自然を残すためにもアイドリングしての車中泊は避けましょう。

DIYで車内断熱、寒さ対策を施し車内の温度を下げない

温まった車内の温度を下げないためにも、私たちは車内のウッド化を行ったときに可能な範囲で断熱材を入れました。使った断熱材はスタイロフォーム、グラスウール、銀マットです。

78プラドの床材はコンパネを使用していますが、コンパネとボディの間にはスタイロフォームを入れてあります。スタイロフォームとはホームセンターなどで簡単に購入することができる建材です。カッターナイフで好きな大きさに簡単に切り分けることができる加工のしやすい素材でお勧めです。スタイロフォームを入れ、まずは床から熱が奪われていくことをシャットアウトしました。

続いてサイドやバックドア内にグラスウールを入れました。形が自在に変形できるグラスウールは凹凸の多いドア内にぴったりな断熱材です。そしてウッド化した天井の中には銀マットを入れてあります。たかが銀マットですが、あるのとないのでは大きく違います。グラスウールも銀マットもホームセンターで購入することができます。

床、サイド、天井と3面を断熱材で囲んだことで、何も断熱カスタムしていない状況によりも、車内は随分と暖かくなりました。

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