公開日: 2022/10/13
(2022年10月13日更新)
日本気象協会は13日、2022年の全国の「紅葉見頃予想(第2回)」を発表しました。
紅葉は、9月~11月期の気温が低いと見頃が早まり、気温が高いと見頃が遅くなります。2022年9月の気温は全国的に高かったですが、今後は朝晩の冷え込みが徐々に強まっていくことから、2022年の紅葉見頃時期は全国的に「平年並み」になると予想されています。
紅葉の見頃時期予想には、気象庁が観測している各地の過去の紅葉・気温のデータと、日本気象協会が予測する各地の今後の気温のデータが使用されています。過去の紅葉と気温データの相関関係を調べ、日本気象協会の独自の予測式をもとに2022年の予測値等を参照して割り出されています。
全国各地の人気紅葉スポットの見頃予想を見てみると、北日本の見頃時期は、「平年並み」のところが多いとみられています。
青森県の日本を代表する景勝地の一つである「奥入瀬渓流」は、10月20日頃が見頃になる模様です。北海道の層雲峡紅葉谷や宮城県・秋田県・岩手県にまたがる栗駒山等は、すでに見頃を迎えているようで、紅葉を楽しめる時期となっているようです。
東日本では、いろは坂等の紅葉スポットが目白押しの「日光・鬼怒川」が10月18日頃と予想されていて、長野県にある特別名勝「上高地」は、10月19日頃。都心から近い紅葉スポットである高尾山は、11月の中旬になるとみられています。
西日本各地の見頃時期は、おおむね「平年並み」になるとみられていて、1年を通して多くの人が観光に訪れる京都では、「嵐山」が11月下旬に見頃を迎えると予想されています。
鳥取県の「大山」は11月の前半が見込まれ、西日本では岡山県の「奥津渓」、広島県の「三段峡」等は、10月後半と早い時期に見頃を迎えると見込まれています。
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