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バンキャンプという「バンライフ」と「キャンプ」の新しいカタチ。ぼくがバンキャンプを始め、ハマった理由

みなさんはじめまして! 突然ですが、「VANCAMP(バンキャンプ)」って言葉を耳にしたことありますか!? Mobility Storyの読者のみなさんなら、少なからずご存知の方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、今じわじわと注目を集めてきていて、これから盛り上がっていくであろうキーワード。それが「バンキャンプ」なんです。

これから始まるこの連載を通して、ぼくが“ぼくなりの” 解釈で(かなり主観的な解釈もあるかもしれませんが笑)、バンキャンプという新しいスタイルのアウトドア体験について、クルマやキャンプにまつわるあれこれを交えて語っていこうと思います。

と、「そんな偉そうに新しいスタイルのアウトドア体験について語る、なんて言っているあなたは一体誰?」という感じかなと思いますので、そろそろ自己紹介を。

私、バンライフへの憧れから見切り発車的に中古のバンを購入し、勢いそのままにコミュニティまで作ってしまった @湘南VANLIFE こと、VANCAMP JAPAN代表の小濱潤平と申します。

今回からスタートするこの連載企画では、

「クルマ」と「キャンプ」を通して体験できる新しいスタイルのアウトドアのカタチ。

ということを軸に、ぼくのこれまで培ってきた経験や、VANCAMP JAPANとしてこれから表現していきたいコトなど、バンライフというもう1つのキーワード抜きでは語れないあれこれを、ぼくの考えるままに記していこうと思っています。

月に1本くらいのペースで綴っていこうと思いますので、のんびりお付き合いいただけますと嬉しいです。

キャンプの新しいスタイルを模索する転機となった2014年

そもそもぼくがキャンプに行くようになったのは、たしか12年くらい前の2010年ごろ。友人たちとキャンプフェスの朝霧JAMに行ったのがきっかけで、それからGOOUT CAMPや、TAICO CLUB、New Acoustic Campなどなど、いろんな音楽フェスでキャンプを楽しんできました。

その当時は山にも登っていたので、MSRを担いで雲取山(くもとりやま)や蛭ヶ岳(ひるがたけ)など近場の山でテント泊しつつご来光待ちしたりと、まさに「THE キャンプ」を満喫してきました。

そんな最中、2014年に愛娘が誕生。同年、夢のマイホームを購入したその半年後に、約10年勤めた会社を退職。そして独立し、フリーランスへ転身。この頃、もういろんな意味でキャンプどころじゃなくなってました笑

当然、妻と子供をおいて「じゃ、キャンプ行ってくるからあとよろしく〜」なんて口が裂けても言えなかったし、ましてや二人を連れて行くという選択肢も、そのときには考えられなかったな。

そんな日々がしばらく続いたあるとき、地方でイベントに出店する機会が。当時乗っていたジムニーに、商材や什器類を積み込んで名古屋まで向かったのですが、車内で仮眠や休憩ができたら今後の長距離移動がめちゃくちゃ快適になるんじゃないか。

さらには小さい子供を連れてのキャンプも安心で、ストレスフリーになるんじゃないかとふと思い立ち、「車中泊」というキーワードを手がかりに、すぐにリサーチを開始しました。

このときの名古屋へ向かうドライブが、キャンプや車中泊に対する新しいスタイルを模索するきっかけになったのは間違いないかなと思っています。

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