公開日: 2022/07/05
日本最大の都市圏である首都圏の交通を支える首都高速道路(以下 首都高)は、連日の交通量の多さから、各地で渋滞がよく発生しています。
特に、平日の朝夕のラッシュ時は通勤・通学のために高速道路を利用される方が多く、朝6~9時は主に都心方面に向かう上り線が、夕方17~20時には郊外方面に向かう下り線で渋滞が発生します。
そんな首都高ですが、いくつもの路線が組み合わさって運用されており、その複雑さゆえに普段首都高を使用しない方にとっては、とても迷いやすい高速道路でもあります。
それでも路線をしっかり把握できれば、各路線の時間帯や曜日によっての交通量をだいたい認識することができ、実は意外と知られていないけど利便性の高い路線がいくつか存在するのです。
今回は、そんな首都高のなかでも知っていると使える路線について、いくつかお話ししていきます。知っていると意外と使える時がある、首都高を利用時、特に渋滞などの際の迂回ルートとして、ぜひ活用いただければと思います。
首都高は、1962年に初めての区間となる京橋~芝浦が開通して以来、さまざまな路線が次々と建設・開通がされ、現在は東京都心部を中心に総距離約327kmで運用されています。
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県にまたがり、NEXCOの首都圏起点の高速道路や有料道路とも多数のポイントで接続していることから、首都圏だけでなく各地方から利用される方も多くいらっしゃいます。
さまざまな方が利用されるため、必然的に交通量は多くなり、慢性的に渋滞が発生する高速道路である首都高。そんな首都高のなかでも、路線やルートによって交通量はまちまちだったりもしますので、なるべくみなさんが通らない穴場的な路線を走行することで、移動にかかる所要時間を短縮することができるのです。