公開日: 2022/06/22
先日、ドライバー向けの会員制サービスである「タイムズクラブ」を運営するパーク24株式会社は、車を保有している方のうち電気自動車を保有している人は、“全体の1%”というタイムズクラブ会員に行ったアンケートの結果(有効回答数:6,940名)を発表しました。
一方、一般社団法人日本自動車販売協会連合会が毎月公表している「燃料別販売台数(乗用車)」の、電気自動車の販売台数(各年3月比)をみてみると、
月年|電気自動車の販売台数|前年比
・2022年3月|4,219台|158.8%
・2021年3月|2,656台|188.1%
・2020年3月|1,412台|57.0%
と、販売台数は毎年増加しているという結果が出ています。
と言っても、2021年の日本国内での燃料別販売台数の割合では、電気自動車は全体の1%弱という結果。ちなみに欧州の電気自動車普及率は全体の約9%。アメリカは約3%、プラグインハイブリッド車(PHV)が含まれる中国の新エネルギー車(NEV)普及率は、約23%となっています。
カーボンニュートラルが叫ばれて久しい昨今、電気自動車や EV、BEV等の言葉はそこまで耳馴染みのない言葉ではなくなり、EV導入補助金等もあり販売台数は着実に増加しています。しかし、実際にマイカーに電気自動車を選んだという方は、まだまだ少ないというのが現状のようです。
そんな中、電気自動車の世界シェアトップのテスラ(Tesla)は2022年6月、「Model Y(モデル Y)」を日本市場に導入することを発表しました。ミッドサイズSUV である Model Y は、欧米ではすでに発売されていましたが、ついに日本市場へも導入されます。
Model Y は、世界の2021年のモデル別販売台数ランキングでトップ3に入っている電気自動車。前年度比で約414%と大幅に販売台数を伸ばしていて、2022年3月の販売台数では世界1位にもなったクルマです。
2022年3月にオープンしたばかりのテスラ新宿で、ついに日本上陸を果たした Model Y をチェックしてきました。道幅の狭い都心部にピッタリのそのサイズ感、Model Y のエクステリア・インテリア、バッテリー充電に要する時間やバッテリー寿命、航続距離等、Model Y が持つその特徴をお伝えします。