公開日: 2022/05/12
自動料金収受システムである「ETC」。ETC とは Electronic Toll Collection System の略で、高速道路の料金所で停止せずに料金を支払えることで、料金所の渋滞解消に貢献しているシステムです。
国土交通省によると、令和4年2月時点の ETC 2.0を含めた ETCの利用率は、6社の高速道路で93.9%となっていて、高速道路を走行するほとんどの方が利用していると言えるほど普及しています。なお、ETC 2.0 に限った利用率は、6社計で 28.8% となっています。
この記事では、「ETC」と「ETC 2.0」の違いや、使用中の ETC車載器のバージョンの確認方法、ETC 2.0 を利用することで得られるメリットについてお伝えします。
「ETC 2.0」とは、いわば従来の ETCを進化させたバージョン。従来の ETCよりも大きく進化した機能を有している「次世代ETCシステム」のことです。ETC 2.0 が導入された背景には、従来の ETC利用者が抱える不満を解消することに加えて、ETCのさらなる機能強化を目指したことがあります。
ETC は、高速道路の料金所で停止せずに料金を支払えることで、料金所の渋滞解消に貢献していました。が、ETC 2.0を導入している利用者には、強化された機能により他にも多くのメリットがあります。
ETC 2.0のサービスを受けるには、ETC2.0に対応した車載器が必要になります。