公開日: 2022/03/17
スズキは22日、空飛ぶクルマの機体メーカーのSkyDrive(スカイドライブ)と、連携協定を締結したことを発表しました。両社は今後、空飛ぶクルマの社会実装実現を目指して、下記項目について検討し、事業・技術連携を行っていきます。
※キャッチ画像は、国土交通省の空飛ぶクルマが実現した未来を描いたイメージ画像「都市での人の移動」より
連携協定は、SkyDrive とスズキが相互の連携を図ることで、四輪・二輪・マリンにつづく、新しいモビリティ「空飛ぶクルマ」への事業参入を検討し、多様な選択肢をお客様に提供したいという思いから。
SkyDrive は、空飛ぶクルマの機体メーカーで現在2人乗りの機体を開発中。日常の移動に空を活用することを目指していて、2025年に大阪ベイエリアでのサービス開始を目指しています。
SkyDrive とスズキは、事業・技術連携を行い空飛ぶクルマの事業化を目指すことに加え、海外市場の開拓推進、カーボンニュートラルへの取り組みも推進していくそう。
なお空飛ぶクルマに関しては、経済産業省が空飛ぶクルマの実現に向けたロードマップを公開していて、2025年に開催予定の大阪・関西万博での有人飛行の実現や、2020年代後半からの商用運航を開始に向け取り組んでいくとしています。
“空飛ぶクルマとは・・・
明確な定義はないが、「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」が一つのイメージ。諸外国では、eVTOL(Electric Vertical Take-Off and Landing aircraft)やUAM(UrbanAir Mobilty)とも呼ばれ、新たなモビリティとして世界各国で機体開発の取組がなされている。
モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでおり、日本においても2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、2030年代の本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されている。”
引用:国土交通省