公開日: 2022/03/29
筆者は2人の子供と3匹の愛犬を連れて、定期的に車旅に出かけ、旅先での車中泊を楽しんでいます。そんな日常をよく知る友人からは「車中泊って夜は寝るだけ? 小さな子供がいると大変じゃない?」と聞かれることがよくあります。
子供に愛犬を連れての車中泊は、傍から見ると大変そうに感じられるかもしれません。しかし、家族での車中泊をより満喫するためのポイントをしっかりおさえておけば、快適に楽しむことができます。小さな子供に愛犬と一緒の車中泊旅でも、夜はゆっくり旅先での時間を楽しむことができるんです。
そこで今回は、我が家が行っている車中泊での夜の過ごし方についてご紹介していきます。今後、ご家族や愛犬と車中泊を体験してみたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
日頃から我が家の子供達は、20時頃までに寝かせるようにしています。なので、夕食を食べ終える18時頃から20時頃まで、どのように過ごしているかをまずご紹介していきます。
車中泊用の子供のおもちゃを選ぶポイントは、「危なくない・散らばらない・多すぎない」ことが大切です。
以前は我が家も「子供が車内で飽きないように…」と、色々なおもちゃや絵本などを準備していました。 しかし多く用意していても子供達はすぐに飽きてしまい、車内のシートの隙間におもちゃを押し込んでみたり、床に散らばせたりするので、おもちゃの数が多いほど寝る前の片付けが大変になっていました。
この失敗を機に、我が家では電子版お絵かきや、散らばらないおもちゃなどを準備して一緒に遊ぶようになりました。 この変更によって、寝る前の片付けにストレスを感じないだけでなく、おもちゃに頼りすぎない過ごし方を行えるようになっています。
夕食を終えた後の時間になると、主人が寝るためのバンクベッドを展開していきます。
3歳の長男にとって広くなったバンクベッドは、高い目線が面白いのはもちろんのこと、0歳の次男に邪魔されずに遊べる場所でもあるので、お気に入りの空間です。 主人と一緒に登っては、子供なりの秘密基地ごっこを楽しんでいます。
会話の発達段階にある3歳の長男には、その日の出来事や感想などを聞くなど、ゆっくり会話を楽しむ時間も設けています。
少し前までは上手く答えられていなかった長男も、ここ最近では「今日はね、パパとママと次男くんと動物園に行ったの! 面白かったー! ゾウさんに餌あげたの!」など嬉しい返答をしてくれるようになり、成長を感じます。
共働きの我が家は、帰宅から寝かしつけるまでの時間があっという間に過ぎ去ってしまうのが日常です。 その一方、車中泊ではゆったり流れる時間の中で、いつも以上に子供達との距離も近くなるので、筆者にとっては大切なひと時となっています。