右肩上がりの成長を続けるキャンピングカー市場。2021年は過去最高の販売総額を達成！

公開日: 2022/02/09

一般社団法人日本RV協会（以下：JRVA）は9日、「キャンピングカー白書」の2022年版速報レポートを発表し、2021年の新車・中古車を合計した国内キャンピングカー販売売上額が過去最高になったことを発表しました。販売売上額は、対前年比109％の635.4億円で、累積保有台数は約136,000台に達したとのこと。

キャンピングカー白書は、全国のキャンピングカーユーザーや業界動向を調査、取りまとめて発信されるキャンピングカーに特化した報告書で、書籍としても発売されます。

キャンピングカーの販売総額は過去10年間で約3倍に

「キャンピングカー白書」2022年版速報レポートによると、キャンピングカー市場は規模拡大を続けていて、キャンピングカーの販売総額は過去10年間で約3倍にまで成長しています。2021年の販売売上額は635.4億円で、対前年比109％という過去最高の販売売上額となりました。

新車だけでなく中古車も堅調に売上を伸ばしていて、累積保有台数は約136,000台に達したそう。これまでは経済的にゆとりがあり、セカンドライフ用に購入される高年齢層が多かったものの、近年は若い世代の購入者も増えてきているそうで、その影響も数字に表れているようです。

最大240回払いまで設定可能な特別ローンを提供開始

なお、JRVAはキャンピングカー需要拡大に応える形で、「JRVA特別オートローン」の提供を開始することを新たに発表しました。

キャンピングカーの購入に通常の最大84回払いのカーローンを利用する方が多いものの、普通車よりも購入コストが高いキャンピングカーの月々の支払いが負担になってしまうケースがあったそう。

「JRVA特別オートローン」は、購入時に最大240回払いまで設定することが可能で、月々の支払額を抑えることで購入後の生活をより充実してもらいたいという願いを込めてのものです。2月1日からJRVA会員店で順次受付を開始しています。

2月10日（木）からは、千葉・幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2022」が開催されます。密を避けて旅ができるキャンピングカーに注目しているという方は、キャンピングカーの最新モデルが一堂に集結する日本最大級のキャンピングカーイベントをチェックしに、幕張メッセに向かわれてはいかがでしょうか。

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