公開日: 2022/01/15
日帰り・宿泊を問わず、車旅の際には、目的地付近や道中で温泉に入ることを予定に組み込んだり、温泉に入ることを目的として旅に出かけることもあると思います。
宿泊を伴う場合はスケジュールにもゆとりがあるため、時間をかけて遠くの温泉地を目的地とすることも可能ですが、日帰りの場合はあまり遠くまで出かけてしまうと、長時間の移動だけで疲れてしまったり、現地で温泉にパパッと入ってトンボ帰り、なんてことになりかねません。
そこで今回の記事では、日帰りでも余裕で楽しめる、都心からほどよい距離にあるおすすめの温泉地を4箇所ほどご紹介していきたいと思います。
「あまり時間をかけずに現地に到着し、ゆっくりと食事や観光を楽しんでから温泉を堪能して帰宅する」といった、スケジュールに無理なく旅をしっかりと楽しめる場所ばかりです。
オススメのグルメ情報も合わせてご紹介しますので、温泉好きの方はぜひ記事をチェックしてみてください。
実を言うと、筆者夫婦は2人とも温泉がとても好きです。大好きすぎて、いつでも温泉に入れる観光地「箱根」に移住してしまったくらい。そのため日頃から車や電車・バス、ときには徒歩でも近隣の日帰り温泉に行きます。
車旅の際には、地元箱根から少し足をのばして草津方面へ行ったり、富士山の見える山中湖や河口湖付近の温泉に行ったりもしますので、温泉に入る頻度はかなり高いと言えます。
宿泊を伴う車旅では、車にシャワーやお風呂などが設備としてついていない場合、汗や汚れを洗い流すといった目的のために温泉や入浴施設に立ち寄る方も多くいらっしゃると思います。
私たちも汗を洗い流したり、普段の生活の息抜きとして温泉に入るのはもちろん、長時間の移動による疲れを取ったり、寒いときには体を芯から温めたりと、車旅での温泉の果たす役割は、多岐に渡るように感じています。
特に冬時期の、雪の降るような寒い日の露天風呂は一度入ったらやみつき。ただ温まるだけではなく、癒し効果もあるのですから不思議です。
そんな「癒し効果」も高い温泉。毎週でも通えちゃう、都心から近くパパッと行って帰ってこられる温泉地をさっそくご紹介していきます。
都心から近い温泉地というと、パッと最初に思いつくのが「熱海」という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
有料道路を使えば、都心から車で2時間ほど。海を眼下に眺めることのできる日帰り温泉施設が豊富にあり、ホテルや旅館の日帰り利用を含めると、かなり多くの場所で日帰り温泉を楽しむことが可能です。
夏場には家族で滞在して夕方まで海で思う存分遊び、広い温泉で疲れを取ってから帰宅、なんて方が多いように感じます。
海の近くですから、食べ物もおいしく、新鮮な海鮮を使った料理の楽しめる飲食店がたくさんあります。熱海駅周辺にはおしゃれなカフェなども増え、1日中遊び尽くすことができます。
写真は熱海サンビーチ近くにある「海のお食事処 でん助茶屋」でいただいた「上天丼(1,760円)」。大きめ穴子やエビがのったボリュームのある一品です。お味噌汁もカニの出汁がきいていて、とてもおいしかったですよ!
次にご紹介するのは筆者の住む街でもある「箱根」。箱根の玄関口と言われる箱根湯本駅までは都心から車で1時間半ほどと、今回ご紹介する温泉地の中でも最もアクセスしやすい場所です。
箱根には、箱根湯本温泉・宮ノ下温泉・強羅温泉など「箱根十七湯」と呼ばれる、泉質のことなる温泉が17もあり、すべての温泉を制覇するために足繁く通う方もいるようです。
旅館やホテルが多いことから宿泊での滞在が多いイメージがありますが、特に紅葉時期などには、多くの方が日帰りで観光や温泉を楽しんでいます。
箱根での温泉前後の食事として筆者がおすすめするのは、宮ノ下にある「箱根 自然薯の森 山薬」です。窓から絶景を眺めながらいただけるのが、地元産の食材と自然薯を使用した料理。写真は「至高の昼ごはん(3,058円)」。
富士湧水豚の西京焼きや小田原産の干物と一緒に、麦めしにたっぷりとかけた自然薯とろろを堪能することができます。
旅館でいただく朝食のような、品数豊富で満足度の高いメニューとなっています。
3番目にご紹介するのは、都心から2時間半〜3時間弱ほどの位置にある「伊豆」。海も山もどちらも楽しみたいという方に特におすすめの場所となっています。
日帰り温泉施設も数多くあり、名湯・秘湯も多く、共同浴場などを選べばかなりの低価格で温泉を楽しむことが可能です。
海辺にはさまざまな海鮮を味わうことができる飲食店が。山間ならメロンやみかん、いちご狩りなどの体験ができる施設もあります。
筆者がよく行くのが、西伊豆方面にある、堂ヶ島マリン遊覧船・クルーズのりば近くの「堂ヶ島食堂」。
少しお値段の高い海鮮丼ばかりでなく、写真の「潮カツオ茶漬け定食(759円)」といった庶民的な価格のセットもあり、海を眺めながらおいしい食事をいただくことができます。
ドリンク類も豊富なので、カフェ利用もおすすめです。
最後にご紹介するのが、箱根や熱海にほど近い「湯河原」。都心からは車で1時間30〜40分ほど。こじんまりとした街ですが、温泉含め見どころが多い場所となっています。
温泉は泉質が5種類。少ないながらも日帰り温泉もあり、混み合う箱根や熱海をさけて湯河原に立ち寄る方が多いようです。
駅前にはお土産店が多く立ち並び、駅から歩いていける距離に行列のできる有名ラーメン店もあります。
湯河原での筆者おすすめは、「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」。
お菓子作り体験やミニ工場見学なども可能。カフェやショップも充実していて、神奈川県産のみかんを使用した焼き菓子やオリジナルブランドの商品を多数販売しています。
特におすすめしたいのが、60分食べ放題+ワンドリンクで550円(税別)という「クッキーバイキング」。
ラインナップは日替わりになりますが、ちぼりのおいしいクッキーを8種類、60分間思う存分味わうことができちゃいます。
カフェ利用もできるので、ちょっとひと息ついたり、パソコン作業をするのにも最適です。
今回は、日帰りで楽しめる、都心からほどよい距離にあるおすすめの温泉地を4箇所ほどご紹介しました。
熱海・箱根・伊豆・湯河原、どこも都心から近く日帰りでも行ける上に飲食店や観光名所なども充実していて、終日楽しめる場所ばかりとなっています。
海が近かったり、川や滝・湖があったり、山の中だったりと、自然豊かで景観も良いところが多いため、温泉に入ってぼーっと景色を眺め、その後車内でお昼寝、なんて過ごし方もかなりおすすめです。
記事を見て温泉に入りたくなった方は、ぜひ次の週末にでもお好きな温泉地に出かけてみてくださいね。
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