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家族との旅を長く続けるために、我が家が取り入れた旅のスタイルとは!?【"キャンピングカーの聖地"北海道でクルマ旅 vol.7】

子供と一緒に過ごせる時間は、親が思っているよりもずっと短いです。思いっきり子供と遊べる“人生のゴールデンタイム”は、小学生くらいまで。子供が中学校に上がって部活動を始めたら、家族そろって出かける機会は激減します。

キャンピングカー仲間からも、「子供が大きくなって部活動や勉強で忙しくなり、家族と出かける回数が減った」という話をよく聞きますし、なかにはそれが原因でキャンピングカーを手放してしまう人もいます。

我が家も、そんな時期に直面したことがありました。

長女が中学生になって運動部に入ってから、週末はもちろん、春・夏・冬の長期休みも部活動の練習があるため、家族そろってお出かけすることが難しくなりました。それでも我が家は、夏の北海道キャンプ旅だけは欠かさず続けてきました。

部活動や勉強で忙しい長女を連れて、どのように長期旅を実現したのか? 今回は、 “家族との旅”を続けるために取り入れた、我が家流の「旅のスタイル」を紹介します。

「旅の2部制」を導入して家族全員での旅を実現

今から5年前の、2016年。我が家では毎年4月頃から夏の北海道キャンプ旅の計画を練るのですが、その年は中学2年生の長女がどうしても部活動の休みが取れず、計画作りは難航していました。

「今年はお姉ちゃん抜きで行こう」「今年は中止にしよう」と言ってしまうのは簡単ですが、我が家のライフワークでもある北海道キャンプ旅は、家族全員がそろってこそ成立するもの。当の本人も「行きたい」と熱望していたため、家族会議で「どうすれば北海道キャンプ旅を実現できるか」を話し合いました。

その結果、導き出した答えは、今まで家族全員で動いていたキャンプ旅を「2部制」にすること!

前回の記事でも書いたとおり、まずは長男と2人でキャンピングカーに乗って北海道に渡り、約1週間の男2人旅を敢行! 

その後、羽田空港から飛行機で北海道入りした妻、長女、愛犬と新千歳空港で合流して、家族全員で旅を締めくくりました。

全員がそろったのは最後の3日間だけでしたが、そこからようやく我が家らしい、にぎやかな旅がスタートしました。後発隊と合流後、新千歳空港から黒松内町に移動して「歌才オートキャンプ場ルピック」にチェックイン。

長年一緒に旅をしてきただけあって、家族のチームワークは抜群です。手早くキャンプ道具の設営を済ませ、場内を散策したり、サイクリングをしたり、北海道の新鮮な食材で海鮮バーベキューをしたり、焚き火を囲んで団らんしたり……。1泊とは思えないほど、充実した時間を過ごしました。

翌日キャンプ場を出発してから、函館を観光して、大好きなラッキーピエロのハンバーガーや新鮮な海鮮丼に舌鼓。長女は「これだけでも北海道に来たかいがある!」と、短期間ながらも北海道の旅を満喫していました。

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