公開日: 2021/06/05
前回の記事で「我が家の北海道キャンプ旅の始まり」について書きましたが、今回はその2年後の2008年に、キャンピングカーで北海道キャンプ旅をした話。
ミニバンにテントを積んで北海道に渡った2006年が「北海道キャンプ旅の始まり」なら、2008年の旅は「北海道キャンピングカー旅の始まり」ということになります。
筆者にとっては、どちらも同じくらい思い出深い旅です。
初めて購入したキャンピングカーは、ハイエースにポップアップルーフを装着した「コンパス」というバンコンでした。キャンピングカーを購入したのは、「幼い子供たちと、より安全・快適に旅をしたい」という思いから。2006年の北海道キャンプ旅の素晴らしい経験が、購入の大きな後押しになりました。
キャンピングカーが納車された1週間後、カーゴスペースにキャンプ道具を満載して、当時5歳だった長女と当時0歳だった長男を連れて、3週間の北海道キャンプ旅に出発しました。
乳幼児連れで長期の北海道旅を実現できたのは、キャンピングカーがあったらからこそ。鉄の壁に囲まれたキャンピングカーなら、布1枚のテントと違って子供の夜泣きで周囲に迷惑をかける心配もなく、防犯上の安心感もあります。
子供の体調不良など、万が一のトラブル時にすぐ移動できるのも、「家」と「クルマ」の要素を併せ持つキャンピングカーならではのメリット。車内のベッドでおむつ交換がラクにできることや、電子レンジでミルクを温められることなど、キャンピングカーの優位性はほかにもたくさんあります。もしテントキャンプだったら、乳幼児連れの長期旅は絶対に不可能だったでしょう。