公開日: 2020/12/25
朝のテレビで「今週は各地で晴天に恵まれるでしょう・・・」。
慌ててスマホで雨飾山の天気を確認すると、明朝の天気はピーカン予報。仕事のスケジュールは、火曜日と水曜日に長野で打ち合わせが。この予定と登山を組み合わせてしまえと、急遽「旅の計画」が始まりました。
筆者は、初夏の雨飾山登山は経験しており、次回は紅葉シーズンにチャレンジしたいと常々考えていました。雨飾山は長野県小谷村と新潟県糸魚川市との県境に位置し、妙高戸隠連山国立公園に属している日本百名山のひとつに数えられています。
筆者の住む街から、東関東自動車道~外環自動車道~関越自動車道~長野自動車道を経由し車で約5時間の道のり。1日目(10月26日)の目的地は、雨飾山登山口に位置する「雨飾高原キャンプ場」。
施設情報(1泊目)
施設名:雨飾高原キャンプ場
住所:〒399-9511 長野県北安曇郡小谷村中土18926−1
TEL:0261-85-1045
URL:https://www.amakazari.com/
3日目は、終日がっつり仕事。
雨飾山の山頂から、思いの外近くに見えた日本海。ここまで来たのだから直に「日本海」を感じに足を延ばしてみようと考え、仕事を終え次第、新潟県糸魚川市へBADENを走らせました。
くるま旅(https://www.kurumatabi.com/)で調べると、糸魚川市にRVパークがあったので、電話予約。宿泊地となったのは、「RVパーク マリンドリーム能生」。
日本海は生憎の空模様。
スマホで天気予報を確認すると、関東方面は晴れ。ということで、とりあえずノープランでBADENを関東方面に向け走らせることにしました。
中央自動車道諏訪湖SAに着いた頃には、真っ青な空が広がっていました。
この天気なら富士山を眺めながら仕事したら気持ち良いだろうなと考え、山梨県のRVパークを検索。何件か電話をするも予約がとれず、ようやく空きをみつけたのが、「RVパーク やまなみの湯」です。
残念ながら、富士山の近くのRVパークを予約することは叶いませんでしたが、それは次回の楽しみに。
このRVパークの最大の魅力は、RVパーク宿泊者特典で600円(大人一人)を支払うと翌日の昼12時まで入浴することができること。
筆者も到着後とテレビ会議後、食事後と3回入浴しました。
※二回目以降の入浴時には、RVパークの利用者とわかる半券を持っていく必要があります。
旅の最終日です。
最後の立ち寄りポイントを探します。そして見付けたのが「桔梗信玄餅 工場テーマパーク」。桔梗信玄餅や季節のお菓子などの詰め放題が人気の施設です。午後から東京でアポイントはありますが、9:00OPENなので十分に間に合うだろうと車を走らせました。
初体験のキャンピングカーの旅は、その魅力に惹きこまれた旅でした。
席に座りテーブルで仕事や食事をとり、常設のリアベッドで横になって寝れる、それはまるで「走る家」です。
冷蔵庫があるので、飲み物や食べ物の心配がなく、FFヒーターなどが完備された車内は、夜の寒さを気にすることなく快適に仕事や睡眠をとることができました。
そして、最大の魅力は「動ける」こと。その日の天気、その日の仕事の予定にあわせ、自由に場所をかえることが出来ます。筆者にとって、キャンピングカーで仕事をすることはいつもと違う刺激があり、新しいアイディアを生むことやメリハリをつけた働き方にもなりました。
ただ、ひとつの違和感も生まれました。それは「キャンピングカー」という表現です。「キャンピングカー=キャンプをするための車」ではなく、想像以上の価値を感じさせてくれる「モビリティー」だと感じたからです。
コロナ禍で、この「モビリティー」を利用し他者との接触を減らすことや、テレワーク、ワーケーションなど新しい生活様式を取り入れた「旅のカタチ」「仕事のカタチ」に、大きな可能性があると改めて感じています。
withコロナ / afterコロナの時代を見据え、この可能性を掘り下げていこうと考えています。